CPAP療法について
鼻CPAP(シーパップ)とは
終夜睡眠ポリグラフィ検査にて1時間あたりの無呼吸および低呼吸の回数(無呼吸低呼吸指数:AHIといいます)が20回を越える患者様については鼻CPAP(シーパップ)治療の保険適応となります。平成10年から保険診療で治療が受けられるようになりました。
鼻CPAP(nCPAP:nasal Continous Positive Airway Pressure→経鼻的持続陽圧呼吸療法)は専用の治療機器で空気を送り込み、圧力をかけて閉塞する部分を押し広げることでいびきや無呼吸・低呼吸を改善する治療法で、中等症以上の患者様にとても効果的です。効果は使用開始直後から現れ、1日約4時間以上の使用で効果があります。
なお、nCPAPを保険で使用する際は1か月に1度の来院が必須です。
費用
CPAP装置の使用料:3割負担で4,750円/月です。
基本的に健康保険による診療ですので法外な医療費がかかることはありません。費用に関してご心配な方は電話等でご確認下さい。
どなた様も、一度ご来院頂いたうえで病状を詳しくお伺いし、必要な検査や治療について医師が詳しくご説明いたします。
説明内容にご納得いただいた上で実際に検査や治療をお受け頂くことになります。